EPDの歴史 |
1998年、EPDはスウェーデンで生涯環境影響の情報を盛り込んだ環境ラベルとしては先駆者として作られました。 これを受けて、ボルボ社に始まり、スウェーデン電力公社(風力、原子力発電所など)、エレクトロラックス社(乾燥機、冷蔵庫など)、ABB社など、スウェーデンの大手企業がこぞってEPDを開示しました。 その後、イタリアでもEPDを取る動きがでてきて、現在、「インテンド・プロジェクト」とよばれるEPDの認証プロジェクトが30社ほどの企業とヨーロッパ委員会の支援のもとで実施されています。 日本でも「みりん」や「マイクロコンピュータ」など、さまざまな種類の製品が登録されていています。 EPDは、もはやスウェーデンのローカルラベルにとどまることなく、ヨーロッパ、日本、そしてアジア諸国に広がってゆき、国際的な環境情報ラベルとして認知されつつあります。 |