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  EPD講座 〜中級者コース〜 環境ラベルはわかったけど、LCAってなに?
   3.LCAの数字の読み方  

「地球温暖化」と聞くと、まず二酸化炭素を思い浮かべるひともいるでしょう。これは間違いではありませんが、地球温暖化につながる物質は、二酸化炭素だけではなく、数十種類以上あります。たとえば 都市ガスのおもな成分であるメタンガスや、冷蔵庫に入っている冷媒(れいばい)といわれるガスも、地球温暖化をひきおこします。

LCAでは 、環境影響の種類ごとに一つの数字で表すために、さまざまな工夫をしています。
たとえば「地球温暖化」についていろいろな物質が地球温暖化に影響するので、『仮にそれらがすべて二酸化炭素だとすると、どのくらいの量なのか』、を書くことにしました。そのときに使われる単位は、Kg-CO2としました。

例えば 「5kg-CO2」と書かれていたら、全部二酸化炭素だとすると5Kgという意味です。

では実際に1Kgの二酸化炭素と、2Kgのメタンガスが出ている場合、どのように計算するのでしょうか?
実は、それぞれの物質ごとに「二酸化炭素とくらべてどのくらい地球温暖化をひきおこす強さがあるか」、 が分かっています。

メタンガスは二酸化炭素のおよそ21倍の強さです。この場合は、

1Kg(二酸化炭素の量)+2Kg(メタンの量)×21(メタンの強さ)=43Kg-CO2

もし出てきた物質がすべて二酸化炭素だったら、43Kgであることが分かります。

大体分かってきたでしょうか?最後は次ページでテスト!


 

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